変わらぬ地元愛と、新しい挑戦

株式会社しまの百貨店は、1980年の創業以来、香川県高松市を拠点に、地域に根ざした商業施設として長年親しまれてきた百貨店です。
お子さま連れのご家族からご年配の方まで、幅広い世代に愛される施設として、衣料品や食品、日用品はもちろん、カフェやレストランといった飲食店舗も充実。気軽に立ち寄れる“地域の顔”として、長きにわたり暮らしに寄り添ってきました。
また、最上階にはホールも備えており、地元の音楽教室による発表会や地域のイベント、企業の会議など、多目的に活用される空間となっています。

どれだけ時代が変わっても、私たちが守りたいのは「ここに来ると笑顔になれる」という空間です。
お客様にとって「安心できる場所」であると同時に、働くスタッフにとっても「誇れる職場」であること。それが、しまの百貨店の原点であり、これからも大切にしていきたい価値観です。
商業施設はただ物を売るだけの場所ではなく、日常に彩りや活気をもたらす「街のエンターテインメント空間」だと私たちは考えています。
昔ながらの温かみある雰囲気を大切にしながらも、常に新しいトレンドを取り入れ、訪れるたびに発見がある。そんなワクワク感を提供し続けていきたいと考えています。

これまでM&Aの経験はありませんが、今後の事業展開を見据え、大きな一歩を踏み出す時期が来たと感じています。
「変わらない安心感」と「新しい風」。この2つをどう両立させるかが、私たちの挑戦です。
M&Aにあたっては、何よりも「地元を大切にされている企業様」であることが重要だと考えています。
私たち自身、地域と共に歩んできた百貨店です。
同じように、地元を愛し、そこで暮らす人々への想いを大切にしてこられた企業様となら、きっと素晴らしいパートナーシップが築けると信じています。
さらに、「他にはない個性」や「地域に根ざした独自の魅力」をお持ちの企業様であれば、ぜひとも一緒に新たなサービスを展開していきたいと考えています。

私たちは、単なる事業拡大のためではなく、「地元を想う気持ち」をつなぐM&Aを目指しています。
四国という地に根ざし、これまで地域に寄り添ったモノづくりやサービス提供を行ってこられた企業様が持つ想いを、私たちがしっかりと引き継いでいきたい。
そして、そこに新しい価値を掛け合わせて、未来へ続く新たなストーリーを一緒に紡いでいければと願っています。